2016年07月19日
「 初発肺がん切除した患者における活性化T細胞と樹状細胞によるアジュバント化学免疫療法のランダマイズドコントロール第3相試験 」
無作為で分別したA群(免疫療法あり、50例)とB群(免疫療法なし、51例)で比較することで統計を行った。
いずれの群も標準治療として、プラチナ製剤による化学療法は行っている。
本免疫細胞療法を「AKT-DC:Activated killer T cells and Dendritic cells」とよび、自己のがん所属リンパ節から摘出した、樹状細胞(dendritic cell: DC)とキラーT細胞(activated killer T-cell: AKT)を共に培養し、活性化したものを利用している。
免疫療法施行群は対象群と比較して、術後5年生存率で、4倍以上の効果を示した。