設立趣意書 設立趣意書

  1991年1月米国でローゼンバーグ博士の臨床プロトコールがFDA(Food and Drug Administration Food and Drug Administration:アメリカ食品医薬品局)の認可を受けて最初の遺伝子治療として国立衛生研究所内の病院を舞台にして行われました。当時30歳の女性と42歳の男性でいずれも末期のメラノーマという悪性の皮膚がんの患者に対する治療でした。ローゼンバーグ博士は、後にレーガン元大統領の治療で一躍全米にその名を知られる事になりましたが、この時に実施された遺伝子治療は、予め二人の体内のがん組織から、腫瘍浸潤リンパ球と呼ばれるがんに染みこむ性質を持つリンパ球(免疫系の細胞)を採り出して、これを遺伝子の運び屋として利用しこのリンパ球にがん細胞殺傷能力のあるTNF(腫瘍壊死因子)遺伝子を挿入したものでした。…

▼ Google最新ニュース

  • 遺伝子治療
  • 免疫治療
  • ガン治療

国際遺伝子免疫薬学会のページトップへ戻る